ドラッグ
■覚せい剤
主成分はフェニルメチルアミノプロパン。この物質は絶対に自然界には存在しないもので、だからこそ体内から検出されるとアウト、というわけである。ちなみに体内から検出される際には塩酸フェニルメチルアミノプロパンに変化する。
この主成分のフェニルメチルアミノプロパン(メサンフェタミン)はエフェドリンの誘導体であり、もうひとつの主成分であるフェニルアミノプロパン(アンフェタミン)も同様の興奮作用を持つアドレナリン誘導体である。これらはいずれも強力な中枢刺激作用を持ち、微量の服用によって顕著な効果を期待できる物質として知られる。
摂取方法は、主に精製された粉末を水に溶かし注射で体内に注入するが、粉末のままいぶして鼻から煙を吸引したりもする。また、経口摂取する場合もあるが大量に摂取しないと効能が低く、多すぎると胃に穴があく事もある。
注射を用いる場合はまずティースプーンなどの上に精製粉末を適量取り出し、3~5ccの蒸留水で溶かす。それを注射器(ポンプ)に入れ静脈注入する。このとき動脈注入するととんでもない事になる。注入後すぐに首の後ろの血管が拡張してきているのがわかり、後頭部のあたりに冷や水をかけられたような冷たさを感じる。そして全身にみなぎるパワーのようなものを強く感じ、強い覚醒感を感じる。論理的思考の伝達、処理能力が一時的に上昇し、またその速さを体感できる。
多量に摂取するとショックから心室細動(狭心症のような発作)を引き起こし死亡する。所持、使用は覚せい剤取締法によって禁じられている。
■コカイン
コカの葉かからの抽出物を精製して作られる。主に粉末を鼻から吸引し、粘膜吸収させて摂取する。強いドーパミン誘導体。所持、使用は麻薬取締法によって禁じられている
■マリファナ
大麻草(もしくは当麻草)の葉、もしくは茎を乾燥させて作られる。通常は煙草のようにいぶして摂取するが食べることもある。
独自の高揚感があり何でも楽しく、おかしくなり、笑いが止まらなくなることもある。また、強烈な食欲を呼び覚まさせられることもある。このときに食べてしまうと病気のように食べっぱなし状態に陥る危険性がある。
■ヘロイン
芥子の果皮の汁から抽出された液体を精製して作られる、モルヒネの誘導体。静脈注入が最も効果的であるが、依存症例が最も起き易い。
■LSD
ある種類の菌類から合成されたリゼルグ酸ジエチルアミノを主成分とする。通常、溶液を紙に染み込ませた形式で頒布される。強い幻覚性があり、サイケデリックテクノなどの野外パーティー(RAVE:レイヴ)などでよく用いられる。
■赤玉
赤い楕円形の糖衣錠剤の形状から赤玉(あかだま)と呼ばれる向精神薬。
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